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チェック(check) 

ベッティング ラウンドにおいて、まだ誰もベットしていない状態のときにラウンドをオープンせず、フォールドもせずにホール カードを保持し、対戦相手となる他のプレイヤーがオープンした場合に次のアクションの順番でコールまたはレイズする権利を保持すること

例えば、次のイラストのように4人のプレイヤーが参加している状況で、最初にアクションを行う田中さんがチェックを選択したとします。

チェックの例:チェックの選択

続く3人のプレイヤーが、ベット、レイズ、フォールドを選択したとすると、田中さんに再度アクションの順番がまわってきます

チェックの例:後続のプレイヤーのアクション

ここで、田中さんは、レイズまたはコールを行うことが可能です。

チェックの例:レイズの選択

イラストのように、チェックしたプレイヤーが、次にまわってきたアクションの機会にレイズを選択することをチェック レイズ(check-raise)といいます。


すべてのプレイヤーがチェックしたら

すべてのプレイヤーがチェックすると、ポットの賭け金はまったく増えないまま、そのベッティングラウンドは終了します

全プレイヤーがチェックの例

このようなすべてのプレイヤーがチェックしたラウンドには、フリー ラウンド(free round)、フリー カード(free card)、チェック アラウンド(check around)というようないくつかの呼び方があります。


チェックのジェスチャー

チェックのジェスチャーの例

チェックすることをジェスチャーで示すときは、こぶし、指の関節、開いた手または人差し指でテーブルを軽く叩きます。



ブラインド ベットの設定されたポーカーにおけるチェック

テキサス ホールデムのようなブラインドが設定されている種類のポーカーでは、ブラインド ベットは「ライブ ベット」と呼ばれ、ブラインド ポジションのプレイヤーは有効なベットを行ってラウンドに参加している状態として扱われます。

この影響で、ブラインド ベットのないゲームとは少々異なる状況が発生します


プリ フロップではチェックできない

ブラインド ベットが行われるプリ フロップのベッティング ラウンドでは、ブラインド ベットが行われたときにラウンドがオープンとなっており、アンダー ザ ガン以降のプレイヤーはチェックを行うことができません

ブラインドの設定でチェックできない例

※ BTN:ボタン、SB:スモール ブラインド、BB:ビッグ ブラインド、UTG:アンダー ザ ガン


チェック ゼア オプション

プリ フロップのベッティング ラウンドにおいて、先にアクションを行うプレイヤーがリンプ インと呼ばれるコールで参加したときに、順番がまわってきたプレイヤーは、レイズする権利を得ます。

このレイズを選択する権利を、オプション(option)といいます。

また、このオプションの状況で、レイズを選択しないことをチェック ゼア オプション(check their option)といいます

チェック ゼア オプション例

※ BTN:ボタン、SB:スモール ブラインド、BB:ビッグ ブラインド、UTG:アンダー ザ ガン


イラストの例では、ブラインド ベットに対してアンダー ザ ガンの渡辺さんがコールしました。順番がまわってきた山本さんは、レイズすることができますが、レイズを選択せずにコールを選択しました。この山本さんのコールが、チェック ゼア オプションに該当します。


参考資料

*1:Betting in poker (Feb. 2, 2024, 13:25 UTC). In Wikipedia: The Free Encyclopedia. Retrieved from https://en.wikipedia.org/wiki/Betting_in_poker 参考資料

最終更新日:2024年08月02日

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