スコアカード(score card)
ゲームの結果を記入するカード。「スコアシート」、「出目表」など、いろいろな呼び名があります。
ゲーム参加者が過去のゲーム結果を記入し、結果の傾向などから、戦略を立てるため利用する用紙です。ゲームの種類ごとに、ゲームに適したフォーマットとなっています。
スコアカードは、カジノがゲーム参加者へのサービスとして、テーブルの周辺で配布しています。ゲーム参加者が、自分自身のために利用するため、あまり細かなことを考えないで自由に記入することができます。
- 同義語・類語
- スコアシート、出目表
- 関連語
- スコアボード
バカラ用スコアカード
下のイラストは、実際にカジノで配布されていたバカラ用のスコアカードを、イラスト化したものです。カジノのロゴは、除外してあります。マスがたくさん書かれているとてもシンプルなフォーマットです。
このシートに、ゲームが終了するたびに、結果を記入します。
例えば、赤と黒の2色のペンを持ち合わせている状況であれば、バンカーが勝ったとには黒丸を、プレイヤーが勝ったときには赤丸を書き込みます。(赤と黒の色の意味は、反対でも構いません。)
記録を付け始めて最初のゲーム結果は、シートの一番左上のマスに書き込みます。次に、バンカーまたはプレイヤーが連勝したときは丸を先に書いた丸の下側に、バンカーとプレイヤーの勝ちが入れ替わったときは次の行の最も上のマスに書き込みます。
次のイラストは、最初にプレイヤーが勝ち、次にプレイヤーが3回連続で勝ち、さらにその後にバンカーが2連勝したときの記入例です。
引分けが発生したときは、次のイラストの指矢印1のように、斜め線を書き込みます。
7回以上連続でバンカーが勝ったとき、または、7回以上連続でプレイヤーが勝ったときは、下側に丸を付けることができませんので、左右の空いているマス目に丸印を記入します。次のイラストの指矢印2、指矢印3が、7回以上連続でバンカーまたはプレイヤーが勝ったときの記入例です。
一部の地域では、指矢印2、3のように、横に90度曲げて記載することを、その形から「ドラゴン(dragon)」または「ドラゴンテール(dragon tail)」と呼びます。
バンカーまたはプレイイヤーがナチュラルで勝ったときは、マス目の左隅を三角に塗ります。次のイラストの指矢印4は、バンカーがナチュラルで勝ったときの記入例です。
あいにく複数色のペンを持ち合わせていない場合は、バンカーの勝ちを「B」、プレイヤーの勝ちを「P」というように、文字で書き込んでも構いません。スコアカードは、たくさんの人が見るスコアボードと異なり、記入している本人のみが理解できればよい記録表ですから。
スコアカードに情報が増えてきたところで、「今日は連勝が多いな」とか、「バンカーの勝ちが多いな」というように、そのときの傾向や流れを把握してゲームを楽しみます。
最終更新日:2023年01月02日